柏原のことも悲しすぎる・・・。
誘おうとしていたのだけれど恥ずかしくってなかなか誘えなくて
それをまぎわらすために「みどりやに行ってきて。」なんて言ってしまって。
そして柏原も高島のことを本当に好きだからこそみどりやに行っちゃったんだよね・・・。
なにも知らないで皆をたぬき雲の方向に導いてしまった・・・。
でもみんなはたぬき雲のことを知っていた・・・。
「次郎ちゃんは赤いバッチをつけてるから大丈夫!」
でも他の人は「赤いバッチの人も収容所へ送られるうわさを知っていた・・・。
次郎ちゃんとの別れのシーンも凄く悲しかった。
あのバッチは次郎ちゃんにとっては凄く重いものだったんだよね。
でも高島はそれを次郎ちゃんがつけてるからって何も知らないで欲しがっていた・・・。
高島は本来の綺麗な心をもっていた。
本来の綺麗な心を持っているんだけど周りの人や環境は時代に流されてしまっているから本来の綺麗な心を持っているはずの高島にとって
つらい現実が押し寄せてくることになっちゃたんだよね。きっと。(もちろん他の人にもつらいんだけど)
そして生きている燕の雛への小さな希望が見える・・・。
80年後がどうなっているのかはわからない。
でもそうゆう現実にならないとも言い切れない。
本当にそんな世界になっていたらどうなるか・・・。
そういうことを考えさせてくれる舞台だったと思います。
それにあの相葉ちゃんの性格がとても合っていたとおもいます。
あのバカっぽい、元気、明るい演技が前半にあったからこそ
最後にあの悲しさが一気にがーってきたんだよね。
ちなみに私に1番グっ!と涙が押し寄せてきたところは
燕のヒナを高島が手にしてくる為の暗転したとき。
なんか一気にがー!っときました。
たまっていたのものが暗転したときに一気に押し寄せてきたのかなー。
思わず1人で上を暗転の間中向いていました。
でも今回は本当に良かった。
正直本当に私が言うのもなんなのですが心配でした。
待ってる人の多くはそうだったんだと思うけど(笑)
でもその反面「きっと大丈夫。期待してるよ。」って気持ちも
半分ありました。
本人もきっと心配だったんだとは思います。
稽古がコンサートの時期と重なってたこともあるしね。
でもゲネプロの会見のとき「自信あります。」って言ったのを聞いたときには
「あぁ、本当に頑張ってたんだな。大丈夫なんだな。」って思いました。
ネタバレは一切読まずに行ったんだけど
「とりあえずよかったですよ」みたいなことをみなさん書いているのを読んで
安心して、期待して観劇の日を待っていました。
そしたら私の期待をはるかに超えるものを見ることができました。
なんかだんだん相葉舞台感想!っていうより
相葉への愛!みたいになってきてる(笑)
では感想へ戻ります。
以下ツボだったり色々・・・。
電車が止まってしまってお客さんに何回も謝る高島。
コンの最後みたいに深く頭を下げて謝るのですが・・・。
「すみません(っと頭を下げる)」と同時に
「ボキボキボキッ!」って聞こえてくるわけです。。。
【え?なんの効果音?】
「本当にすみません」(ボキボキボキっ)
「本当に申し訳ないです」(ボキボキボキッ)
【あぁ、高島君というより相葉ちゃんの骨の音なのね。。。】
と気づいたのは3回目の(ボキボキボキッ)だったのでした(笑)
カーテンコールでは【高島君】でなく明らかに【相葉ちゃん】でした。
本当にね、終わったあとは「今日もやったぜ!」みたいな感じで
すっごく嬉しそうなの!
コンレポの時にも同じことを書いたんだけど本当に目がすごく
キラキラしてんの!気持ちが伝わってくるの!
3回目のカーテンコール。主役の相葉さんが1人で登場!よっ!主役!
駅の窓?に顔をべたっとつけて相葉さん出現(笑)
んで、窓を「ガラガラ」っとあけて窓からステージ中央へ。
と、いうかあの窓って開くんだねー。劇中はたしか使われなかったような・・・。
ペコっとお辞儀をして、客席を見渡してたのかな?なんか遠くを見ているように私には見えました。
「ありがとうございました」とか言うのかなー?とか思いつつ待っていたら
「イエ〜イ!!」といきなりピース。しかも両手だよ!!ダブルだよ!奥さん!
もうさ、さっきまでの泣きそうなお顔はドコに行ったのよ!
あの高島くんはドコにいったのよ!相葉ちゃん!って思いましたよ。
そして両手をグーからパーにしつつ前に出し片足を上げる(こんなんで伝わるのか?)相葉ちゃんの持ちネタ(笑)をして帰っていきましたとさ。
以上感想でした。
PR